太陽光の家の実測ノート
電気代4人家族電気使用量HEMS実測

4人家族の電気使用量は、月に何kWh?うちは277〜632kWh(年5,195kWh)|12か月の実測を、国の調査の平均と並べた

4人家族の電気使用量は、月に何kWh?うちは277〜632kWh(年5,195kWh)|12か月の実測を、国の調査の平均と並べた

※アイキャッチはイメージ画像です。記事の数字は我が家のHEMSの実測です。

4人家族の電気使用量は月に何kWhか。我が家(栃木・戸建て・夫婦+子2人・都市ガス併用・エアコン暖房)のHEMSで測った12か月は、少ない月で277kWh、多い月で632kWh、年間5,195kWh(月平均433kWh)でした。環境省の調査にもとづく4人世帯の夏の平均(7月414・8月492・9月493kWh)と並べると、7月はほぼ平均、8〜9月は平均より少なめ。月ごとの表と、使用量が多い月の理由、電気代の見直しに使う方法を、やさしい言葉でまとめます。

先に答え:年5,195kWh、月平均433kWh。冬は夏の1.4倍

「4人家族の電気の使用量って、ふつうは月どのくらい?」 その答えになるように、うちの数字をそのまま出します。

うちは、栃木の戸建てに住む4人家族(夫婦+小学生2人)です。 お湯とコンロはガス、暖房はエアコン、ドラム式の乾燥機を毎日回します。

太陽光と蓄電池が付いていますが、この記事の「使用量」は、電力会社から買った量ではなく、家で実際に使った量です。 太陽光のない家と、そのまま比べられます。

期間 使用量
12か月の合計(2025年6月〜2026年5月) 5,195kWh
月平均 433kWh
一番少ない月(5月) 277kWh
一番多い月(1月) 632kWh
1日あたり(年平均) 約14kWh

「kWh(キロワットアワー)」は、電気の量の単位です。 電気代は単価が変わると比べられないので、使用量で見たほうが、自分の家の位置が分かります。

月別の使用量(12か月)

月 使った電気 1日あたり 主に使ったもの
2025年6月 322.6kWh 10.8kWh 乾燥機・除湿
7月 427.3kWh 13.8kWh エアコン冷房
8月 447.8kWh 14.4kWh 冷房つけっぱなし・夏休みで在宅
9月 336.4kWh 11.2kWh 冷房は夕方だけ
10月 277.3kWh 8.9kWh エアコンなし
11月 413.4kWh 13.8kWh 暖房が始まる
12月 548.5kWh 17.7kWh 暖房・乾燥機
2026年1月 632.5kWh 20.4kWh 暖房が一番長い
2月 567.8kWh 20.3kWh 暖房
3月 538.8kWh 17.4kWh 朝晩の暖房
4月 405.4kWh 13.5kWh 暖房が減る
5月 277.2kWh 8.9kWh 冷暖房なし
合計 5,195kWh 14.2kWh

※家の電気の出入りを記録するモニター(HEMS)の月間記録の「消費」の値。2026年10月は296.4kWhで、前年の10月より少し多めでした(10月の月次レポート)

冬の3か月(12〜2月)の平均は583kWh。夏の3か月(6〜8月)は399kWh。 うちは、冬のほうが夏より1.4倍多く電気を使います。

暖房をエアコンでまかなっているからです。 お湯はガスなので、冬の電気がさらに跳ねる要素はありません。

国の調査の平均と並べると:7月はほぼ同じ、8〜9月は少なめ

4人世帯の平均は、環境省の調査から計算した数字が、自治体の資料に載っています。 夏の3か月分だけですが、そのまま並べます。

月 4人世帯の平均(環境省の調査から) うち 差
7月 414kWh 427kWh +13kWh
8月 492kWh 448kWh −44kWh
9月 493kWh 336kWh −157kWh

※平均の数字は、茨城県の資料「月別・世帯別平均電気使用量(夏場:7月〜9月)」に掲載の値。環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)」の平成31(令和元)年度〜令和3年度から算出されたもので、全国の戸建て・集合住宅をまとめた平均です

7月はほぼ平均。8月は少し少なく、9月はかなり少ない。

9月の差が大きいのは、うちは9月に入ると冷房を夕方だけにするからです(9月の月次レポート)。 平均の9月が8月と同じ493kWhなのを見ると、多くの家は9月も冷房をフルに使っているのだと思います。

冬の平均は手元の資料にないので、比べられません。 ただ、うちの冬(583kWh)は夏の平均より多いので、暖房をエアコンでまかなう家は、冬が一番使うと見ておくのがよさそうです。

てつや

「4人家族の電気代は月1万いくら」の記事はよく見るけど、kWhで書いてあるものが少ない。電気代は単価が変わると比べられないので、使用量で見たほうが自分の家の位置が分かる。

使用量が多い月の中身:暖房と乾燥機

うちで使用量を押し上げているのは、はっきり2つです。

  • エアコン暖房。11月後半から3月まで。1月は1日20kWh使っていて、5月(9kWh)との差11kWhの大半がこれ
  • ドラム式洗濯乾燥機。毎日1回以上、「しっかり」コースで1回3時間ほど。1回あたり約1kWh(NA-LX113Bのレビュー)

冷房は、8月でも1日14kWh。暖房の1月(20kWh)より少ないです。 「電気代が高いのは夏」というイメージがありますが、うちでは冬の暖房のほうがずっと大きいです。

「使用量」と「買った電気」は、別の数字

うちは太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhがあるので、使った5,195kWhのうち、電力会社から買ったのは約2,900kWh(56%)です。 残りは太陽光でまかないました。

電気代の請求に出るのは「買った電気」のほうです。 なので、この記事の使用量をそのまま電気代に直すと、うちの実際の請求より高くなります。

太陽光のない家は、使用量の表をそのまま使ってください。 太陽光がある家は、自分のモニターか電力会社の明細で「消費」と「買電」を分けて見てください(見方は HEMSとは?の記事)。

この数字の使い方:電気代の見直しは「kWh」から

月ごとの使用量が分かると、できることが増えます。

  1. 電力会社のプラン比較。比較サイトは使用量を入れて計算します。「平均的な家なら◯%安い」と書かれていても、自分の使用量で計算すると結果が変わります(Looopでんきで試算した記事、2026年11月の値上げを自分の数字で計算した記事)
  2. 減らす順番を決める。うちなら冬の暖房と乾燥機。夏の冷房を我慢しても、年間ではあまり効きません
  3. 契約アンペアの見直し。使用量が少ない家は、契約アンペアを下げると基本料金が下がることがあります(うちは50Aのまま)

うちが実際に払った電気代(年100,747円)と、見直した順番は 太陽光があるのに、電気代が高い?の記事 に書いています。

うちの家について

項目 内容
家族 4人(夫婦+小学生2人)・日中は仕事と学校で不在が多い
家 栃木・戸建て(延床32坪)・築6年
暖房/冷房 エアコン
お湯・コンロ 都市ガス
主な家電 ドラム式洗濯乾燥機(毎日)・ロボット掃除機・食洗機なし
設備 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh(使用量の数字には関係しない)

関連記事(電気代のリアル)


注意事項: 本記事の使用量はうち(栃木・4人家族・戸建て・都市ガス併用・エアコン暖房)のHEMSの実測です。オール電化、寒冷地、在宅時間の長い家では大きく変わります。平均の数字は自治体資料に掲載された環境省の調査にもとづく値で、全国・住宅の種類をまとめた平均です。

てつや

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人

  • 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
  • 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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