太陽光があるのに電気代が高い?4人家族の我が家は年99,261円|12か月の実額と、見直す順番
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※アイキャッチはイメージ画像(AIで作成)です。記事の数字は我が家の実測です。
太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhがある4人家族の我が家でも、電気代は1年で99,261円(月平均約8,300円)、1月は15,821円でした。実際に払った12か月分の電気代とHEMSの記録から、太陽光があっても電気代が高くなる理由と、見直す順番をまとめます。電力会社はドコモでんきのままで、切り替えていません。
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結論:太陽光があっても、冬と夜の電気代は下がらない
我が家は、太陽光2.2kWと蓄電池6.5kWhが付いた中古の戸建てに住む4人家族です。それでも、1年間に払った電気代は99,261円(月平均で約8,300円)でした。いちばん高い1月は15,821円です。
| 金額 | |
|---|---|
| 1年間に払った電気代(2025年7月〜2026年6月に使った分) | 99,261円 |
| 月平均 | 約8,300円 |
| いちばん高い月(2026年1月に使った分) | 15,821円 |
| いちばん安い月(2026年6月に使った分) | 4,119円 |
太陽光が減らしてくれるのは昼の電気です。電気代が高くなるのは、太陽光がほとんど働かない冬と夜。ここは太陽光があってもなくても同じです。
見直す順番は、次の4つだと考えています。
- どの月に、どれだけ買っているかを知る(我が家は12〜2月の3か月で年の4割)
- 契約アンペアが大きすぎないか確かめる(基本料金は使わなくても毎月かかる)
- 電力会社の切り替えは、自分の家の数字で計算してから(我が家は計算したら高くなるので、ドコモでんきのまま)
- 蓄電池がある家は、設定を見直す
電力会社の比較や、太陽光・蓄電池の相談先は記事の後半にまとめています。
我が家の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 家族 | 4人(夫婦+子ども2人) |
| 家 | 築3年で買った中古戸建て(2020年築・栃木・東京電力エリア) |
| 太陽光・蓄電池 | 長州産業 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh |
| 電力会社 | ドコモでんき Basic(料金は東京電力の従量電灯Bと同じ)・50A |
| ガス | 都市ガス併用(オール電化ではない) |
| 1年で使う電気 | 約5,150kWh。そのうち約4割を太陽光と蓄電池でまかない、約6割(2,995kWh)を電力会社から買っている |
12か月の電気代(実際に払った額)
HEMS(家の電気の出入りを記録するモニター)の月ごとの買電量と、カード明細の実際の請求額です。電気代は使った月の約2か月後に請求が来るので、使った月に合わせて並べています。
| 使った月 | 電力会社から買った電気 | 払った電気代 |
|---|---|---|
| 2025年7月 | 194.9kWh | 4,879円 |
| 8月 | 215.4kWh | 6,628円 |
| 9月 | 165.8kWh | 5,284円 |
| 10月 | 159.9kWh | 6,618円 |
| 11月 | 266.3kWh | 8,361円 |
| 12月 | 398.9kWh | 12,006円 |
| 2026年1月 | 453.3kWh | 15,821円 |
| 2月 | 403.2kWh | 13,699円 |
| 3月 | 322.7kWh | 9,610円 |
| 4月 | 199.2kWh | 8,096円 |
| 5月 | 93.6kWh | 4,140円 |
| 6月 | 121.8kWh | 4,119円 |
| 合計 | 2,995kWh | 99,261円 |
※検針日のずれがあるので、月ごとの金額は目安です。国の電気代の値引き(2025年夏・2026年冬)が入った後の金額です。
**12〜2月の3か月で、1年の電気代の約4割(41,526円)**を払っています。1月に買った電気(453kWh)は、5月(94kWh)の約5倍です。
てつや(アラフォーリーマン)
「太陽光があるから電気代はほぼタダ」と思っていた。並べてみたら、冬の3か月だけで4万円を超えていた。
太陽光があっても電気代が高くなる理由
① 冬は、発電が少ないのに暖房で使う量が増える
冬は日が短く、太陽の位置も低いので、太陽光の発電が減ります。一方で、エアコンの暖房や、洗濯物を乾かす乾燥機で、使う電気は増えます。作れる量が減る季節に、使う量が増えるので、足りない分を電力会社から買うことになります。
② 夜は、太陽光が止まる
太陽光が発電するのは昼だけです。夕方から朝までは、蓄電池にためた分を使い切ったら電力会社から買います。我が家の蓄電池は、1日に出せる電気が平均2.4kWhほどで、夜のエアコンや乾燥機をまかなうには足りません(詳しくは 蓄電池6.5kWhは4人家族で足りる? に)。
③ 太陽光が小さい
我が家の太陽光は2.2kWで、今どきの家としては小さめです。それでも電気代を年約7万円減らしてくれています(太陽光と蓄電池の効果を分けて計算した記事)。太陽光がなければ、電気代は今より高かったということです。
見直す順番
① どの月に、どれだけ買っているかを知る
まずは、自分の家の電気代を月ごとに並べるところからです。検針票、電力会社のWebページ、HEMSがあればHEMSの記録で見られます。
我が家のように冬に偏っている家なら、見直しの効果が大きいのは冬です。たとえば、冬の夜に使う暖房や乾燥機の時間を、蓄電池に電気が残っている時間や、昼の発電がある時間に寄せる、といった工夫が考えられます。
② 契約アンペアが大きすぎないか確かめる
ドコモでんき Basic(東京電力の従量電灯Bと同じ)は、契約アンペアで基本料金が決まります。我が家は50Aで、基本料金だけで年約18,700円です。電気を使わなくてもかかります。
アンペアを10A下げると、基本料金は年に約3,700円下がる計算です。ただし、エアコン・電子レンジ・乾燥機などを同時に使ったときにブレーカーが落ちやすくなります。我が家はまだ試していません。下げる前に、冬の夜にいちばん電気を使う時間帯の量を確かめるのが先です。
③ 電力会社の切り替えは、自分の家の数字で計算してから
「電力会社を変えれば安くなる」とよく言われますが、太陽光がある家は、安くならないこともあります。
我が家は、市場の価格で料金が変わる「市場連動型」のLooopでんきに変えていたらいくらだったかを、上の12か月の実データで計算しました。結果は、年約7,000〜12,000円高くなる計算でした。市場連動型は昼の電気が安くなりやすいのに、太陽光がある家はその昼の電気をほとんど買わないからです(Looopでんきに変えたら安くなる?の試算)。
なので、我が家はドコモでんきのままです。
切り替えを考えるなら、次の2点を確かめてください。
- 自分の家の使用量で比べる:月ごとの使用量を入れて比べられるサイトを使う。平均的な家の例で「◯%安い」と書かれていても、太陽光のある家には当てはまらないことがある
- 料金の決まり方を確かめる:市場連動型は、電力市場の価格が上がると電気代も上がる。1kWhあたりの単価が固定か、市場で変わるかを見る
④ 蓄電池がある家は、設定を見直す
蓄電池は、モードや「残量をいくつ残すか(SOC下限)」の設定で、夜に使える量が変わります。我が家の長州産業の蓄電池の設定画面と、それぞれのモードの意味は 長州産業の蓄電池、モード設定はどれがいい? にまとめています。
比べるなら・相談するなら
電力会社を自分の家の使用量で比べたい方
今の使用量を入れて、電気・ガスの料金プランをまとめて比べられます。太陽光がある家は、昼に買う量が少ない分、平均的な家とは結果が変わるので、自分の数字で比べるのがおすすめです。
太陽光がない家・太陽光や蓄電池を増やしたい家
我が家の実測では、電気代を大きく減らしているのは太陽光(年約7万円)で、蓄電池は年約6千円でした。太陽光がない家や、我が家のように太陽光が小さい家は、先に太陽光の相談をするほうが効果を見込みやすいです。
☀️ 太陽光・蓄電池を相談するなら(無料)
我が家は中古住宅に付いていた設備を引き継いだので、見積もりは取っていません。ここからは、これから検討する方向けの相談先です。
関東で直接相談する(東京ガス)
関東1都6県の持ち家戸建ての方:相談・見積もりは無料。蓄電池だけの相談や、補助金の申請サポートもあります。 「まだ導入するか決まっていない状態でも相談してよい」と公式サイトに書かれています。相談=契約ではないので、まず自分の家の条件で話を聞いておく、という使い方で大丈夫です。
無料で相談する ▶太陽光の見積もりを比べる(タイナビ)
ほかの地域の方・複数社の価格を比べたい方:全国対応。無料で複数の業者の見積もりを比べられます。 見積もり=契約ではありません。僕なら1社だけで決めず、まず自分の家でいくらになるかの比較材料を持ちます。しつこい営業をした業者には、運営が警告・掲載解除をする仕組み(ペナルティ制度)があります。
太陽光の見積もりを比較する ▶※2026年9月26日時点の情報です。新しいキャンペーンなどは、リンク先で確認してください。東京ガスの対象は東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の持ち家戸建て(1981年以降に着工・島しょ部を除く)で、設置できるかは相談で確認されます。導入には機器代と工事費がかかります。電気代がどれだけ下がるかは、設備の容量や電気の使い方によって家ごとに違います。補助金は、条件を満たした場合に受け取れるものです。
まとめ
- 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhの4人家族の我が家でも、電気代は年99,261円。いちばん高い1月は15,821円
- 太陽光が減らすのは昼の電気。高くなるのは冬と夜で、我が家は12〜2月の3か月で年の約4割
- 見直しは、①月ごとの電気代を知る ②契約アンペアを確かめる ③電力会社は自分の数字で計算してから ④蓄電池の設定、の順
- 我が家は計算したら、市場連動型のLooopでんきだと年約7,000〜12,000円高くなるので、ドコモでんきのまま
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本記事は、我が家(栃木・4人家族・太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh・ドコモでんき Basic 50A)の2025年7月〜2026年6月に使った電気の、HEMSの買電量とカード明細の実際の請求額にもとづいています。基本料金は東京電力の従量電灯Bの単価で計算した目安です。

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人
- 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
- 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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