太陽光の家の実測ノート
太陽光蓄電池月次収支電気代

【2026年10月】売電が9月の10倍、買う電気は48kWh減|太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhの収支公開#4

【2026年10月】売電が9月の10倍、買う電気は48kWh減|太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhの収支公開#4

サムネイルの画面は、わが家のHEMSの実物(2026年10月の月間実績)です。

エアコンの出番がなくなり、乾燥機は毎日使う4人家族の、2026年10月の太陽光・蓄電池実測レポート。発電197.7kWh・消費296.4kWh、買う電気は9月より48kWh減って154.1kWh。売電は3.4kWh→32.3kWhと10倍に増え、自家消費率は83.7%まで下がりました。HEMSの記録と、東京電力の売電明細(30kWh・570円)をそのまま公開します。

今月の結論:買う電気が48kWh減り、売電は10倍に増えた

太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh付きの中古住宅に住んで3年目、4人家族の2026年10月の実測レポートです。

10月はエアコンの出番がほぼなくなる季節です。一方で、ドラム式洗濯乾燥機(パナソニック NA-LX113B)の乾燥は毎日最低1回、乾燥コースは「おまかせ」ではなく「しっかり」で、1回3時間ほど回しています。それでも使う電気は296.4kWh(9月より31.5kWh減)で、今年に入って一番少ない月になりました。エアコンが止まるだけで、乾燥機を毎日回してもこの水準まで下がります。一方で発電は197.7kWhと、9月の143.8kWhから5割以上増えています。

使う電気が減って、発電が増えた。その結果、買う電気は154.1kWhと9月より48.2kWh減り、昼に余った電気が**売電32.3kWh(9月の約10倍)**として出ていきました。自家消費率は83.7%で、9月の97.6%から大きく下がっています。ただしこれは「悪くなった」のではなく、「余るほど発電した」という意味です。

2026年10月の実測値(HEMS・10月1日〜31日)

項目 10月の実測 補足
発電 197.7kWh 9月より53.9kWh多い
売電 32.3kWh 9月(3.4kWh)の約10倍
買電 154.1kWh 9月より48.2kWh少ない
消費 296.4kWh 今年最少。エアコンはほぼ使わず、乾燥機は毎日1回以上(「しっかり」コース・約3時間)
蓄電池の充電/放電 99.4kWh/76.2kWh 充電量に対する放電量76.7%
自家消費率 83.7% (発電−売電)÷発電

HEMSの月間画面がこちらです。

2026年10月のHEMS月間実績画面。発電197.7kWh・売電32.3kWh・買電154.1kWh・消費296.4kWh・充電99.4kWh・放電76.2kWh

数字の検算もしておきます。「発電+買電」は351.8kWh、「消費+売電」は328.7kWh。差の23.1kWhは、蓄電池の「充電−放電」23.2kWhとほぼ一致します。この差が蓄電池の充放電で失われた分で、HEMSの数字に転記ミスがないことの確認にもなります。

今月のお金まわり(HEMSの数字からの目安)

項目 金額
売電収入の目安(HEMSの売電32.3kWh × 19円) 約610円
買わずに済んだ電気の価値(142.3kWh × 35円換算) 約5,000円
太陽光・蓄電池が今月働いた分の目安 約5,600円

買わずに済んだ電気の量は、消費296.4kWh − 買電154.1kWh=142.3kWhで計算しています。発電から売電を引いた数字(165.4kWh)を使わないのは、その中に蓄電池の充放電で失われる23.1kWh分が含まれるからです。この差は金額にすると約800円。小さくありません。

※金額はすべて、HEMSの10月1日〜31日の数字から計算した目安です。電力会社の明細(売電の振込額・電気代の請求額)は検針日を基準にした期間なので、HEMSの暦月とは期間がずれ、金額も一致しません。違いの理由は 8月のレポート で説明しています。

電力会社の明細(届いたぶんだけ)

明細 対象期間 金額
売電の振込(東京電力パワーグリッド) 9月24日〜10月23日(30日間) 30kWh・570円(19円/kWh、11月18日振込予定)
電気代の請求(ドコモでんき) 未着 未確定

売電の明細は先に確定しました。東京電力パワーグリッドの「購入実績」で、9月24日〜10月23日の30日間に30kWh・570円。HEMSの10月(1日〜31日)の売電32.3kWhと期間が違うので数字はぴったり合いませんが、「9月はほぼゼロ、10月は30kWh前後」という流れは明細でもHEMSでも同じです。ちなみに1つ前の期間(8月24日〜9月23日)は3kWh・57円でした。

電気代の請求(9月24日〜10月23日利用分)は、記事公開時点ではまだ未確定です。届いたら対象期間と金額をこの表に追記します。

9月と比べると、発電が増えて買電が減った

項目 2026年9月 2026年10月 前月差
発電 143.8kWh 197.7kWh +53.9kWh
売電 3.4kWh 32.3kWh +28.9kWh
買電 202.3kWh 154.1kWh −48.2kWh
消費 327.9kWh 296.4kWh −31.5kWh
自家消費率 97.6% 83.7% −13.9ポイント

9月は「使う電気を減らしたのに、発電が少なくて買電があまり減らない月」でした。10月はその逆で、使う電気が減ったうえに発電が増えたので、買電が一気に48kWh減りました。太陽光でまかなえた電気(消費−買電)は、9月の125.6kWhから10月は142.3kWhに増えています。

売電が10倍になったのは、昼に家で使い切れない電気が増えたからです。蓄電池6.5kWhは晴れた日の昼に満充電になり、そのあとの発電分が売電に回ります。自家消費率が下がったのはこのためで、発電が少ない月ほど自家消費率が高く見える、という逆転がここにも出ています。

参考までに、去年の10月(2025年10月)はこうでした:発電161.6kWh・売電26.8kWh・買電159.9kWh・消費277.3kWh。今年の10月は、去年より発電が36.1kWh(約22%)多く、消費は19.1kWh多め。買電は5.8kWh少なく、ほぼ同じ水準でした。9月は去年より発電が3割少なかったので、2か月で帳尻が合った形です。

てつや

10月は電気を一番使わない月。乾燥機は毎日1回・「しっかり」で3時間くらい回してるけど、エアコンが止まるとここまで減る。発電も戻ってきて、買う電気は48kWh減った。売電が10倍になったのは「売れて嬉しい」というより「昼に使い切れなかった」サイン。自家消費率が下がったのも同じ理由で、数字だけ見て一喜一憂しないのが大事。

この家の前提(毎月共通)

項目 内容
設備 長州産業 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh(2021年5月設置)
入手 築3年の中古住宅に付帯・実質0円で引き継ぎ
家族 4人(夫婦+子2人)・栃木・都市ガス併用
電力会社 ドコモでんきBasic(50A)
累計実績 5年で発電13,284kWh・経済効果約38万円

設備の詳しい話・5年分の全データはこちらの記事にまとめています。前月との流れを見たい方は、2026年9月のレポートもどうぞ。


関連記事(太陽光・蓄電池のリアル)


注意事項: 本記事は我が家(栃木・4人家族・太陽光2.2kW)の単月実測です。発電量・電気代は地域・設備容量・天候・生活パターンで大きく変わります。買わずに済んだ電気の金額は35円/kWhで換算した概算であり、実際の請求額とは異なります。

てつや

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人

  • 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
  • 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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