太陽光の家の実測ノート
全負荷の蓄電池はどれ?主要5メーカーを公式情報で比較|特定負荷の蓄電池に住む我が家の選び方
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全負荷の蓄電池はどれ?主要5メーカーを公式情報で比較|特定負荷の蓄電池に住む我が家の選び方

2026-09-25

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停電時に家じゅうで電気が使える「全負荷」の蓄電池を、ニチコン・パナソニック・シャープ・オムロン・長州産業の5メーカーで比較。容量、停電時の200V対応、停電時の最大出力を、2026年9月に各社の公式サイトで確認した内容だけでまとめました。特定負荷の蓄電池に住む我が家が、選ぶときに見るポイントも書きます。

※本記事はプロモーション(広告)を含みます。

結論:5社とも全負荷を選べる。違いは「停電時に同時に使える量」

全負荷と特定負荷の違い。停電中、全負荷の家は蓄電池の電気がキッチン・リビング・寝室のすべてに届き、特定負荷の家はキッチンだけに届いてリビングと寝室は真っ暗になる

※イメージ図です。特定負荷でどの部屋に電気が来るかは、家ごとの設定(工事)で決まります。

停電したときに家じゅうで電気が使える「全負荷」の蓄電池は、今回調べた主要5メーカーのどれでも選べます。ただし、選び方が少しずつ違います。

  • 最初から全負荷が標準:ニチコン(トライブリッド)、パナソニック(創蓄連携システムT)
  • 全負荷と特定負荷を、機器の組み合わせで選ぶ:シャープ、オムロン、長州産業

そして、見落としやすいのが**停電時の最大出力(kVA)**です。全負荷でも、同時に使える電気の量には上限があります。公式に数字が出ているところでは、ニチコン5.9kVA、パナソニック5.5kVA、オムロン(全負荷型)4kVAでした。

我が家の蓄電池(長州産業 CB-HYB04A・6.5kWh)は特定負荷で、停電時に電気が来るのはキッチンと計測ユニットの回路だけです。そのうえで、もし買い替えるなら何を見るかを最後に書きます。

見積もりを取る前に:同じ機種でも、業者によって数十万円変わることがあります。気になる機種が決まったら、その機種で見積もりを比べられる無料の相談先を記事の後半にまとめています。


主要5メーカーの比較表(2026年9月・公式サイトで確認)

メーカーシリーズ・型番価格停電時の範囲詳細容量停電時の200V停電時の最大出力特徴保証我が家のスタンス
ニチコントライブリッド蓄電システム
ESS-T5/T6
非公表
(見積もり)
全負荷
標準
詳細7.4/9.9/
14.9/19.9kWh
標準で
対応
5.9kVA太陽光・蓄電池・
電気自動車を
まとめて制御
15年無償
(会員登録が条件)
カタログで
比較
パナソニック創蓄連携システムT
(2025年10月受注開始)
約466万円
(希望小売価格・
工事費別)
全負荷
(電力切替
ユニット設置)
詳細9.7kWh標準で
対応
5.5kVAパワコン等
3機器を一体化
公式ページで
要確認
カタログで
比較
シャープクラウド蓄電池
システム
非公表
(見積もり)
全負荷/
特定負荷
選べる
詳細4.2〜15.4kWh全負荷なら
対応
組み合わせで
異なる
容量の
選択肢が多い
長期保証あり
(機器・条件で
異なる)
カタログで
比較
オムロンマルチ蓄電
プラットフォーム
KPBP-A
非公表
(見積もり)
全負荷型/
特定負荷型
詳細6.5/9.7/
13.0kWhなど
全負荷型は
対応
4kVA
(全負荷型)
単機能と
ハイブリッドを
選べる
公式ページで
要確認
カタログで
比較
長州産業スマートPVマルチ非公表
(見積もり)
全負荷/
特定負荷
選べる
詳細6.5/9.8/
16.4kWh
全負荷なら
対応
機器構成で
異なる
ハイブリッド/
単機能を選べる
長期保証あり
(内容は公式で)
カタログで
比較
我が家の長州産業の蓄電池(実物)長州産業
(我が家・実物)
CB-HYB04A
(2021年設置・旧機種)
−
(中古住宅に
付いていた)
特定負荷−6.5kWh×未確認停電時は
キッチンと
計測ユニットのみ
15年
(〜2036年5月)
我が家で
使用中

※ スマホでは横にスクロールできます。2026年9月26日に各メーカーの公式サイトで確認した内容です。型番・容量・出力は機器の組み合わせで変わるため、最新は公式サイトと見積もりで確認してください。「詳細」は各メーカーの公式ページへのリンクです(広告ではありません)。パナソニックの価格は、パワーステーション1,868,900円+蓄電池ユニット(9.7kWh)2,794,000円の希望小売価格(税込・工事費別、同社の2025年9月24日の発表)の合計です。

この表の機種で見積もりを比べる ▼
相談・見積もりは無料です(記事の後半の相談先へ移動します)

この表について、正直に書いておきます。

  • 使ったことがあるのは、我が家の長州産業(旧機種)だけです。ほかの機種は、メーカーの公式サイトに書かれている内容を並べたもので、使った感想ではありません
  • だから、おすすめ度の星は付けていません。使っていない機種に点数を付けるのは、根拠がないからです
  • 公式サイトで数字を確かめられなかった項目は、「組み合わせで異なる」「公式ページで要確認」と書いています

メーカーごとの特徴(公式の説明から)

ニチコン「トライブリッド蓄電システム」ESS-T5/T6 太陽光・蓄電池・電気自動車の3つをまとめて制御するシリーズです。停電時も全負荷で200Vを使えるのが標準で、停電時の出力は5.9kVA。容量は7.4〜19.9kWhの4種類です。15年の無償保証は、メーカーの会員登録をしたうえでの申請が条件です。

パナソニック「創蓄連携システムT」 2025年10月に受注が始まった新しいシステムです。停電時も100V/200Vが標準で、出力は最大5.5kVA。家全体に電気を送るには「電力切替ユニット」の設置が必要です。パワーステーション(パワコン)と蓄電池の希望小売価格が公表されていて、合計で約466万円(税込・工事費別)です。

シャープ「クラウド蓄電池システム」 「家中まるごと停電対応(200V機器対応)」と「ココだけしっかり停電対応(決めた配線だけ)」を選べます。容量は4.2kWhから15.4kWhまで幅広くそろっています。停電時に200V機器を使うには、蓄電池と連携するパワコンとの組み合わせが前提です。

オムロン「マルチ蓄電プラットフォーム KPBP-A」 「特定負荷型」と「全負荷型」の両方があります。全負荷型は停電時に200Vの家電も使え、停電時の出力は4kVAです。公式ページには、出力が4kVAのため、使える家電が制限される場合があるとも書かれています。

長州産業「スマートPVマルチ」 機器の組み合わせで、ハイブリッドか単機能か、全負荷か特定負荷かを選べます。容量は6.5/9.8/16.4kWh。我が家の蓄電池と同じメーカーの、今の機種です。


選ぶときに見る4つのポイント

① 停電中に何を使いたいか エアコン(特に200Vの大きいもの)やIHを使いたいなら全負荷。冷蔵庫と照明とスマホの充電で十分なら、特定負荷でも足ります。違いは 蓄電池の特定負荷と全負荷の違い にまとめています。

② 停電時の最大出力(kVA) 全負荷でも、同時に使える量には上限があります。エアコンと電子レンジとドライヤーを一度に使うと、上限を超えて止まることがあります。停電中に同時に使いたい家電を書き出して、見積もりのときに伝えるのが確実です。

③ 容量は、太陽光の大きさとセットで 我が家の実測では、6.5kWhの蓄電池から出る電気は1日平均2.4kWhで、容量の半分も使えていませんでした。太陽光が2.2kWと小さく、ためる電気が足りないからです。大きい蓄電池を選んでも、太陽光が小さいと持て余します。詳しくは 蓄電池6.5kWhは4人家族で足りる? で。

④ 太陽光とのつなぎ方(ハイブリッドか単機能か) すでに太陽光がある家は、今のパワコンを残す「単機能」か、パワコンごと入れ替える「ハイブリッド」かで、工事の中身と費用が変わります。パワコンの交換時期が近いなら、あわせて相談する価値があります(パワコンの交換費用はいくら?)。

てつや

てつや(アラフォーリーマン)

うちは特定負荷で、停電したらキッチンだけ。もし買い替えるなら、全負荷で、停電中にエアコン1台と冷蔵庫が同時に動く出力があるかを一番に見ると思う。


気になる機種が決まったら、見積もりで比べる

蓄電池は、同じ機種でも販売店によって価格が大きく変わります。公式に価格を出していないメーカーも多いので、気になる機種の名前を伝えて、複数の見積もりを比べるのが一番確実です。

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我が家は中古住宅に付いていた設備を引き継いだので、見積もりは取っていません。ここからは、これから検討する方向けの相談先です。

関東1都6県の持ち家戸建ての方:相談・見積もりは無料。蓄電池だけの相談や、補助金の申請サポートもあります。

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ほかの地域の方・複数社の価格を比べたい方:全国対応。無料で複数の業者の見積もりを比べられます。

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※2026年9月26日時点の情報です。新しいキャンペーンなどは、リンク先で確認してください。東京ガスの対象は東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の持ち家戸建て(1981年以降に着工・島しょ部を除く)で、設置できるかは相談で確認されます。取り扱うメーカー・機種は相談先によって異なります。導入には機器代と工事費がかかります。電気代がどれだけ下がるかは、設備の容量や電気の使い方によって家ごとに違います。補助金は、条件を満たした場合に受け取れるものです。


まとめ

  • 主要5メーカー(ニチコン・パナソニック・シャープ・オムロン・長州産業)は、どれも全負荷を選べる
  • ニチコンとパナソニック(創蓄連携システムT)は全負荷200Vが標準。ほか3社は機器の組み合わせで全負荷か特定負荷かを選ぶ
  • 全負荷でも停電時の最大出力(kVA)に上限がある。ニチコン5.9kVA、パナソニック5.5kVA、オムロン全負荷型4kVA(公式の数字)
  • 容量は、太陽光の大きさとセットで決める
  • 公式に価格を出していないメーカーが多いので、気になる機種で見積もりを比べる

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本記事の比較表は、2026年9月26日に各メーカーの公式サイト(ニチコン、パナソニック、シャープ、オムロン ソーシアルソリューションズ、長州産業)で確認した内容です。京セラ・テスラなども主要メーカーですが、今回の確認時点で停電時の給電範囲や日本での機種の切り替え状況を公式情報で確かめきれなかったため、表には入れていません。仕様・価格は変わることがあるため、最新は各メーカーの公式サイトと販売店で確認してください。

てつや

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人

  • 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
  • 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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