太陽光の家の実測ノート
太陽光発電量HEMS実測

太陽光2.2kWの発電量は年間いくら?我が家は2,776kWh(1kWあたり1,262kWh)|栃木の戸建て・月別12か月の実測

太陽光2.2kWの発電量は年間いくら?我が家は2,776kWh(1kWあたり1,262kWh)|栃木の戸建て・月別12か月の実測

サムネイルの画面は、わが家のHEMSの実物(年間実績)です。記事の数字はすべてこのHEMSの実測です。

太陽光2.2kWの家の発電量を、我が家(栃木・戸建て・長州産業)のHEMSの記録で公開。直近12か月は2,776kWh、1kWあたり1,262kWhでした。いちばん多い5月は309kWh、少ない10月は162kWhと、月で2倍近く違います。「1kWあたり年1,000kWh」の目安との比べ方、1日あたりの発電量、年ごとのばらつきまで、実数でまとめます。

結論:2.2kWで年2,776kWh。1kWあたりにすると1,262kWh

我が家の太陽光は2.2kWです。今どきの新築に付く4〜6kWと比べると小さめですが、中古住宅に付いてきた設備なので、この大きさで5年分の記録があります。

直近12か月(2025年6月〜2026年5月)の発電量は、HEMS(長州産業)の記録で2,776kWhでした。

見方 数字
12か月の発電量 2,776kWh
1kWあたり 1,262kWh
1日あたりの平均 約7.6kWh
いちばん多い月(5月) 309kWh(1日約10kWh)
いちばん少ない月(10月) 162kWh(1日約5.2kWh)

よく言われる「太陽光1kWあたり年1,000kWhくらい」という目安と比べると、我が家は2割以上多い数字です。栃木(宇都宮周辺)は晴れの日が多い地域なので、そのぶんが出ていると思います。

この記事では、月別の数字と年ごとのばらつきを、そのまま載せます。

月別の発電量(2025年6月〜2026年5月・HEMS実測)

月 発電量 1kWあたり 1日あたり
2025年6月 262.7kWh 119kWh 8.8kWh
7月 286.6kWh 130kWh 9.2kWh
8月 275.4kWh 125kWh 8.9kWh
9月 216.3kWh 98kWh 7.2kWh
10月 161.6kWh 73kWh 5.2kWh
11月 184.3kWh 84kWh 6.1kWh
12月 168.1kWh 76kWh 5.4kWh
2026年1月 211.7kWh 96kWh 6.8kWh
2月 190.5kWh 87kWh 6.8kWh
3月 249.9kWh 114kWh 8.1kWh
4月 259.9kWh 118kWh 8.7kWh
5月 309.1kWh 141kWh 10.0kWh
12か月 2,776.1kWh 1,262kWh 7.6kWh

意外に思われるのは、真夏より5月のほうが多いことと、12月より1月のほうが多いことだと思います。

  • 5月が最大なのは、日が長くて晴れが多く、パネルの温度が上がりすぎないからです。真夏はパネルが熱くなると発電効率が落ちるうえ、曇りや夕立の日もあります
  • 10月が最小なのは、秋の長雨と日の短さが重なるからです。この年の10月は天気が悪く、翌2026年10月は197.7kWhと2割以上多く発電しました(10月の月次レポート)
  • 冬は日が短い代わりに空気が澄んで晴れが続くので、1月は思ったほど落ちません
てつや

「夏が一番発電する」と思い込んでたけど、HEMSを見ると5月がダントツ。一番少ないのは冬じゃなくて10月だった。数字を見るまで気づかなかった。

年ごとのばらつき:同じ設備でも1年で15%違う

同じ2.2kWのパネルでも、年によって発電量はこれだけ違います(HEMSの年間の記録・暦年)。

年 年間発電量 1kWあたり
2022年 2,792kWh 1,269kWh
2023年 2,386kWh 1,085kWh
2024年 2,736kWh 1,244kWh
2025年 2,752kWh 1,251kWh

2025年のHEMS年間画面。発電2,752kWh・売電355kWh・買電2,895kWh・消費5,014kWh

2023年だけ14%ほど少ないのは天候のせいで、翌年には戻っています。パネルの劣化ではないことは、5年分の発電量で劣化を検証した記事で確かめました。

つまり「2.2kWなら年2,700〜2,800kWh」が我が家の平年値で、天気の悪い年は2,400kWh台まで下がる、と見ておくのがよさそうです。

「1kWあたり年1,000kWh」の目安と、自分の家の比べ方

太陽光の発電量は、よく「設置容量1kWあたり年1,000kWh前後」と説明されます。これは全国をならした目安で、実際は地域と設置条件で変わります。

我が家が1,262kWhと目安より多いのは、次の条件がそろっているからだと思います。

  • 栃木の日照:関東内陸で冬の晴れが多い
  • 屋根の向きと角度:南向きの片流れに近い屋根で、影になるものがない(詳しくは中古で買った家の設備の記事)
  • 設備が新しめ:2021年設置で、5年目でも劣化は2%未満

自分の家の数字を見るときは、発電量 ÷ 設置容量(kW) で1kWあたりに直すと、この記事や目安と比べられます。たとえば4kWで年4,400kWhなら1,100kWh/kWです。

目安の1,000kWhを大きく下回るときは、影・汚れ・パワコンの不調などを疑う材料になります。確認の手順は劣化の記事の「発電量が減った気がするときの切り分け方」にまとめています。

2.2kWは「少ない」のか

2.2kWは小さい設備です。でも我が家の使い方では、昼に余らせて売っているのは年300kWhほどで、自家消費率は87%。これ以上大きいと、売電単価19円で売る電気が増えるだけでした(自家消費率の記事)。

太陽光の大きさは「たくさん発電するほど得」ではなく、「昼に家で使う量に対して、どれだけ余るか」で見るものだと、5年分の数字を見て思っています。これから付ける人は、設置容量より先に、自分の家の昼の使用量を知っておくのがおすすめです。

この家の前提

項目 内容
設備 長州産業 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh(2021年5月設置)
入手 築3年の中古住宅に付帯・実質0円で引き継ぎ
場所 栃木・戸建て・南向きの屋根
記録 HEMS(長州産業 CB-HYB04A)の月間・年間画面

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注意事項: 本記事は我が家(栃木・太陽光2.2kW・南向き)の実測です。発電量は地域・屋根の向きと角度・影・天候で大きく変わります。「1kWあたり年1,000kWh」は一般に言われる目安で、保証値ではありません。

てつや

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人

  • 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
  • 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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