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買ったばかりの自宅を一括査定に出した話【売る予定はないのに、なぜ?】
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買ったばかりの自宅を一括査定に出した話【売る予定はないのに、なぜ?】

2026-05-07

「買ったばかりなのに査定?」と聞かれる

築3年の中古住宅を買って、しばらく経ったころ。その家の市場価値を一括査定で出してみました

この話をすると、ほぼ全員に「えっ、売るの?」と聞かれます。

売る予定はありません。それでも査定してよかったと思っています。今回は、「買ったばかりの家をなぜ査定したのか」と「やってみてよかったこと」をまとめます。


査定した3つの理由

理由①:自分の資産の棚卸しをしたかった

家計を見直すとき、金融資産(預金・株・NISA)の残高は誰でも確認します。でも、多くの人にとって家は人生で一番大きな資産のはずなのに、その価値を「いま売ったらいくらになるか」で把握している人はほとんどいません。

僕は家計管理の延長線で、自分の家の資産価値も年単位で確認しておきたいと思っていました。一括査定はそのためのちょうどいい手段です。

理由②:値上がりしていたら売却もアリだから

これは個人的な価値観ですが、**「一生同じ場所にこだわる時代でもない」**と思っています。

  • 子どもの成長で必要な広さ・立地が変わる
  • ライフスタイルや働き方が変わる
  • 周辺環境が変化する

そういう変化に応じて住む場所を見直していい、という前提に立つと、自分の家がいま売ったらいくらになるかを知っておくのは大きな意味があります。

新築価格が上がり続けている今、中古市場全体も連動して値上がりしているケースは少なくありません。売却シミュレーションを定期的にやっておくことで、いざという時に動ける状態になります。

理由③:固定資産税の見直しのヒントになるかもしれない

固定資産税は、市町村が決める固定資産税評価額をもとに計算されます。この評価額が実際の市場価値より明らかに高い場合、納税者は「審査の申出」という制度で見直しを求められる可能性があります。

市場価値(一括査定で出る金額)と固定資産税評価額を見比べることで、

  • 評価額が市場と乖離していないか
  • 見直しの余地があるか

の判断材料になります。固定資産税の見直しは僕自身これから動こうとしている段階ですが、まずは市場価値という客観的な数字を持っておくことが出発点になります。


一括査定とは(仕組み)

一括査定サイトは、1回の入力で複数の不動産会社にまとめて査定依頼ができるサービスです。

  • 物件情報を入力(住所・築年数・広さなど)
  • 提携している複数社が同時に査定
  • 各社から査定結果と連絡が来る

無料で使えて、結果を見るだけで売却義務はありません。「いまの市場価値を知りたい」だけの目的でも使えます

複数社に頼むのは、会社ごとに査定額が違うからです。机上査定(書類ベース)と訪問査定(実際に見る)があり、より正確な金額を知りたい場合は訪問査定もしてもらえます。


やってみた結果:想定内、でも前より高めだった

実際に査定してもらった結果は、ほぼ自分の想定どおりの金額でした。

ただ、不動産会社の方から興味深い話を聞きました。

「新築価格がどんどん上がっているので、それに連動して中古市場全体の価格が以前より高くなっている傾向です」

つまり、新築の高騰が中古にも波及している状態。1年前に査定していたら、もう少し低い金額だった可能性が高いということです。

これは、

  • いま売却するなら有利な相場
  • 持っているだけで「相対的に資産価値が増えている」状態

ということでもあります。住宅ローンを返している間にも、家自体の価値が上がっていれば、純資産は意外と動いている。これを把握できたのは大きな収穫でした。


「持ち家=終のすみか」という固定観念

日本には「家を買ったら一生そこに住む」という前提がまだ根強く残っていますが、僕はこの考え方を自分の中ではすでに手放しています

  • ライフステージで必要な家は変わる
  • 子どもの独立後は広い家が逆に負担になる
  • 仕事や介護でエリアを変える可能性もある

家は**「いま住んでいる場所」であると同時に、「動かそうと思えば動かせる資産」**でもあります。

そう考えるなら、

  • 値上がりしているなら売却タイミングを検討
  • 値下がりしているなら住み続ける戦略を強化
  • 評価額が高すぎるなら税の見直しを検討

など、家を「守るだけ」じゃなく「動かす対象」として捉えることができるようになります。


おすすめ:年1回、自宅の市場価値を確認する習慣

僕がやっているのは、年1回ペースで自宅の市場価値を一括査定でチェックすることです。

  • 年末の家計棚卸しと一緒にやる
  • 結果は記録しておく(推移がわかる)
  • 売却するつもりがなくても、選択肢を持っておく

これだけで、家を「資産」として捉える感覚が身につきます。住宅ローン残高との比較で、自分の純資産が今いくらかを意識できるようになります。


これからやること:固定資産税の見直しを検討する

僕自身の次のアクションは、固定資産税の見直し可能性を調べることです。

  • 固定資産税評価額の通知書を確認する
  • 市場価値(一括査定の結果)と比較する
  • 乖離が大きければ「審査の申出」の可能性を検討する

これも進捗があれば別の記事でまとめます。


まとめ

買ったばかりの家を査定する、という行動は一見おかしく見えるかもしれません。でも実際にやってみると:

  • 自分の家の現在価値がわかる
  • 資産棚卸しとして家計管理に組み込める
  • 売却の選択肢を常に持てる
  • 固定資産税見直しのヒントが得られる

メリットがあって、デメリットがほぼない。売る予定がない人ほど、一度はやってみる価値があると思います。

家を「人生で一番大きな資産」として扱うなら、その価値を定期的に把握するのは家計管理の基本です。住宅ローン残高だけ見て一喜一憂するより、売却価値とのバランスで見るほうが現実的です。


注意事項: 本記事は2026年時点の体験談・私見です。固定資産税の見直し制度(審査の申出)は条件・期限があり、実際の手続きは自治体の公式情報税理士などの専門家に相談してください。

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